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臨時災害放送

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 臨時災害放送局とは、臨時目的放送(イベント放送)の一種で、災害情報を放送する事を目的とした放送局。送信出力は、必要とされる出力であって、周辺の既設の放送局等に妨害を与えない範囲。免許申請は、自治体の市町村長が行う。
災害発生後、いかに迅速に放送を開始できるかが重要だが、周波数の選定や送信出力を決める為の技術検討が非常に難しい。特に今回の中越地区には多くのコミュニティ放送やNHK、民放のFM中継局があるので技術検討をした信越総通局放送課は苦労されたと思う。
 放送内容も通常のラジオの番組とは違い被災者や復興に携わる人々への情報の伝達が中心となるので、災害対策本部も一般のマスコミ向けの情報とは別に臨時災害放送局向けのきめ細かな情報の提供が求められる。
 今後は、専門の職員を災害対策本部に置き、積極的な放送の活用が被災者の安心・安全につながる。
 大規模な避難所単位に小出力の臨時放送局の設置も有効ではないか。今やラジオは最大の情報インフラなのだから、災害時の活用方法の研究が必要ではないだろうか。
■災害放送局設備
可搬型FM放送装置
送信周波数76MHz~90MHz F8E 希望出力
(無線局の免許申請が必要です)

FM送信機とマイク・オーディオミキサー・MDプレーヤーなどをひとつのケースに収納し簡単に持ち運べる可搬型のFM放送装置です。
--スタジオの機能が失われた時--
スタジオが災害などで、使用不能、送信所までの連絡回線が切断されたが
送信所は正常に動作する場合。
--スタジオ・送信所とも機能が失われた時--
■協力実績 開設協力一覧を見る
2011年 東日本大震災 臨時災害放送
2011年 横手雪害 臨時災害放送(秋田県横手市)
2004年10月27日 新潟中越地震 十日町市に臨時災害放送局開設協力
設置場所 <送信所、演奏所>十日町市役所内
放送区域 十日町市、川西町、中里村及び津南町の各一部地域
周波数 76.6MHz
空中線電力 10W
放送時間 毎日午前7時から午後10時まで
コールサイン JOYZ 4N-FM
十日町市役所屋上の仮設アンテナ
( ダイポール型 9m支線式伸縮ポール)

市役所内の
臨時災害放送スタジオ

市役所裏の公園にも被災者が
テントやマイカーに避難した

災害対策本部(十日町市役所)
2004年10月26日 新潟中越地震 長岡市に臨時災害放送局開設協力
長岡市のコミュニティ放送局「FMながおか」では、小千谷市の要請を受けて、26日、臨時災害放送局を開設しました。
周波数は、76.4MHzで「FMながおか」と同じ。
出力は50Wで、随時、長岡市と小千谷市に災害情報を放送しました。

FMながおかスタジオ

放送を聴いている市民から
情報や問い合わせが次々と寄せられた。